「」の実際の動作を示すプロモーションムービー2種を紹介したい。ちなみに「Poki Poki」というタイトルにはとくに意味はないそうだ。 パッケージに入ったフィギュアを選択するように,アバターを購入する。そして,服装や髪型などもカスタマイズ,同様に家具を買って室内に配置と,非常に簡単な操作で行われる様子が映し出される。 見て分かるとおり,まずキャラが可愛い。モーションも豊富だ。しかし,日本と韓国の嗜好の違いは心得ているらしく,これでもまだ違うという場合には,技術サポートで対応するとしている。 画面を見ると,いろんなところに登れたり,いろんなものを動かせたりと,そこらのMMORPGよりは格段に自由度が高いのが分かる。家具などを蹴っ飛ばしたときの動作などから見て,なんらかの物理エンジンが導入されているのも間違いないだろう。 ワールド内の「生活」という点においては,釣りや農作業,牛乳絞り,採集などの基本的な労働と,生産によって収入を得て暮らすなど,まさにバーチャルライフが構築されている。ワールド内で何をするかは人それぞれだろうが,ペットを飼ったり,ミニゲームをしたり,コミュニケーション自体を楽しむことができる。ミニゲームもなかなか侮れないのが分かるだろう。 韓国ではすでにサービスが開始されているらしいので,評判を聞いてみたところ,最初はかなり注目されたものの,最近は少し飽きられているという。Poki Pokiにはかなりたくさんのコンテンツが用意されているが,通常,コンテンツの消費速度はコンテンツの生産速度より速くなる。だからSecond Lifeなどでは,ユーザークリエイトコンテンツを推しているわけでもある。Poki Pokiはゲームではない。Poki Poki自体にゲームとしての内容を求めると,maplestory RMT,ミニゲーム集でしかないわけで,飽きがくるのもうなずける。Poki Pokiは,コミュニティとして機能も充実しているので,そのあたりがどれくらい使えるかで,また評価も変わってくるのだろう。そういう意味では,むしろ日本向きのコンテンツだろうと思われるので,日本での展開に期待したいところだ,DarkBlood RMT。 バーチャルワールドとして見ると,やはりユーザークリエイトコンテンツの導入はほしいところではある。でなければ,やり込み要素のあるミニゲームは必要だろう。例えば,MMORPGがゲーム内のミニゲームとして用意されているくらいでもよいのではないだろうか。個人的には,ViZiMOあたりと相互乗り入れされれば完璧だと思うのだが……。
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